四万温泉 探四万懐四万 〜探してみませんか 心の故郷 懐かしい情景〜
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キャッチコピー
「もっと四万温泉の懐かしい情景をお伝えしたい……」
「るるぶ群馬09」四万温泉の広告企画ページに掲載された
14件の宿(下記)の熱い思いが募り、
独自のホームページ運営を行うことになりました。
柏屋・四萬館・四万グランドホテル・四万たむら・四万やまぐち館・鐘寿館・
積善館・長静館・鶴屋・豊島屋・なかざわ旅館・花の坊・三木屋旅館・山ばと
(アイウエオ順)
●更新は年3回(11月・2月・5月)を予定しております。
1人でも多くの皆さんに、四万温泉の懐かしい情報が伝われば幸いです。
旅行誌「るるぶ群馬09」と併せ、素敵な旅のご案内が出来ればいいと思っております。
歴史タイトル
【ぶらり散歩のタイムマシーン】
歴史上左
歴史上中
歴史上右
今もバスの終点に
なっているところです。
四万温泉の有名な赤い橋は
今に続いています。
名物女将さんの宿は
この頃からにぎやかです。
歴史下左
歴史下中
歴史下右
かやぶき屋根を現代まで
守り続けています。
この頃から少し大胆な入浴の
仕方をしているようです。
分かれ道を左に入って行くと
共同浴場へと続いています。
写真は、四万の懐かしい風景です。現在も当時の趣が残されています。 プリンターでプリントアウトしたものを
持って来て、 これらの写真は、どこの場所か探してみてください。 きっと懐かしい風情を体感できるはずです。
歳時記タイトル
【春から夏へ 〜温泉宿の主人がささやく謎のひとり言〜】

●これを読んで四万に来れば、ほのぼの気分で、旅がもっと楽しくなる。

一、 夏の夜の暑さをしのぐコツ、名酒「温泉壱號」をキリッと冷やして飲むと、
   ぐっすり休むことが出来る。720mlがおすすめ。四万の酒屋さんを探してみて。

二、 夏祭りの会場で、提灯の数を数えると、風邪をひきにくくなる。
   今年の夏祭りは8月30日〜31日。場所は桐の木平河川敷駐車場
   (四万温泉協会のそば)です。ぜひチャレンジしてみて。   
三、 川遊びをしながらしりとりをすると、きまって尻もちをついて水浸しになってしまう。
   そのかわり、知らない人と友達になれる。気さくなキャラの四万の人々を探してみて。

四、 路地裏で寝ころぶ猫のあくびを見ると、嫌なことを忘れることができる。
   一歩踏み込んだところまで散歩してみて。四万には、のんびり屋の猫がたくさんいます。

五、 夏の暑さがひと段落する頃、スマートボールのお店に遊びに行くと
   時を忘れて幸せなひとときを過ごすことが出来る
   ノスタルジックな温泉街に2ヶ所ある楽園を探してみて。

六、 秋の夕暮れ、日向見薬師堂から山を眺めていると、同じ方向を見ている
   鹿と出会うことが出来る。ノリのいい鹿は話しかけてくるかも。

七、 秋の夜、月見橋から見える月がきれいな時は、かみさんの機嫌がいい。

注)あくまでも旅館の主人の主観です。なんとなく信じてみてください。

●次回は「夏から秋へ」のお話です。まだまだ続く謎のひとり言をご期待ください。
旅人タイトル
【第1話/あの頃を探しに。ある夫婦の思い出の旅行】

仕事帰りに立ち寄った駅前の本屋、なにげなく旅行雑誌を眺めていた。 「四万の病を癒す」と書いてある記事に目がとまる。 先日の健康診断の結果では特に病気ではなかったけれど、 心の中には原因不明の病がすみついている気がする。 思えば、日々の生活に追われ、ここ何年も旅行なんて行っていない。 「子育てがたいへん」それを言い訳に妻と出かけることも少なくなった。 失った何かを探したい気分だ。とにかく旅に出たくなった。

家に帰り、晩酌をしながら妻に話してみる。 「今年から息子も社会人になり、私たちの責任もひとまず終えた。 これからは自分達の時間を作ろう。忘れかけていたあの頃に戻ろう」 あまりにも真剣に話す私を見て妻は黙って笑っていた。 これは我家のルールで「わかっているよ」という了解の意味だった。 ところで、少し気になったのは「妻にとってのあの頃はいつなのだろうか」ということだった。

それから数週間後、電車とバスを乗り継いで「四万の病を癒す温泉」を訪れた。 目的地へ進んでいるはずなのに、まるで過去に戻っていく感じの風景。 昔ながらの看板、古いポスト、趣のある階段、赤い鳥居、さびしげな金魚。

ふっと遠くを眺めると、裏路地を駆け抜けて行く幼い頃の自分の姿が見えた。 目の錯覚かな。おとぎ話の中をさまよっているような不思議な感覚。 温泉街のおばちゃんは、お話し好きで、更にタイムスリップは加速する。 誰かと「かくれんぼ」しているような街で、心地よい「迷子」になった。

四万川沿いに佇む、小さな宿にたどり着いた。

涼しい風が吹き込むお部屋で、ごろりと横になった。 畳の上に大の字になった私を見て、「やっちゃったね」と妻が言った。 パリッとした浴衣に着替え、大きなお風呂にのんびり浸かった。 それから、ぼんやりと湯上り処で妻を待っていた。古いマッサージチェアーに腰をおろした。 少し座り心地が悪い。それでも気分はいい。こんな時間は久しぶりかもしれない。 何の期待もなく、それでも何かを待っている少年のようだ。 川のせせらぎが聞こえる。暫くして、赤いのれんの向うから 「お待たせ」と少女のように笑う妻が現れた。

そーっと横を見てみた。妻の顔も同じなのだということに気が付いた。 我が家を守り続けた誇りと子供のようなあどけなさが同時に存在していた。 やっと解かった。妻にとっての「あの頃」は若い頃のいつかではない。 これまでの過去とこれからの日々が交差するところにあるのだと。 「そろそろ帰りましょうか」妻が言った。私は黙って笑って見せた。
家に帰る電車の中、こんなことを考えていた。 「その気になれば、いつでも心のふるさとに帰れる。 そんな場所を見つけた。 四万あるかもしれない心の病は、これからゆっくり癒して行こう。 帰る場所があるなんて幸せなことだ。 一緒に行く人がいることも幸せなことだ」 疲れて眠る妻の横顔を見つめながら、次回のあの頃を想像していた。

●今後「湯」「街・人」「自然」をテーマにストーリーが展開していきます。
次回は「湯」をテーマにした物語です。ちょっと懐かしい旅日記を予定しております。
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●さらに詳しい内容は『るるぶ群馬 09』をご覧ください。